2018年09月19日
地震後の日高本線 Part1
高波や台風の影響で2015年より運休が続く日高本線の静内鵡川間を見て来ました。
訪問日は北海道胆振東部地震から6日後の2018年9月12日。
ちなみに地震があったから行ったのではなく、元々この日程で訪ねる予定でした。

◆静内駅
レンタカーで静内駅に到着。
地震で通行止めになっていた日高自動車道は仮補修を済ませて全線開通していました。
今年春に日高厚賀ICまで延びたのでアクセスが楽になってます...
けど、それって日高本線の存在意義も薄れちゃう訳で何だか複雑な気分だなあ。

代行バスのバス停。

その時刻表の下には先日の地震で鵡川苫小牧間も運休になっちゃったよぉ
というお知らせが貼られています。
この周辺は地震による影響はほぼ回復したようで商店やホテルは普通に営業してました。

◆静内 - 新冠
静内駅を出て最初の踏切から。
長い間使われていない線路がサビていました。
この辺りは無事ですが、この先の国道との並走区間で高波の影響による護岸の倒壊が
あったそうです。

◆新冠 - 節婦
新冠川を渡って判官岬の下をトンネルで抜けて行きます。
このあたりは高波の影響はなかったようです。
しかし日高本線ってスゴいトコを通るなあ。

線路上に雑草が生えてます。

◆節婦駅
列車は来なくても駅は手入れされているようです。

◆節婦 - 大狩部
見通しの良い国道を走ってると...
むむむっ!!
レールが宙に浮いてるぞ。

近づいてみると...
路盤が完全に流されちゃってます。
テトラ役に立ってないじゃん。

◆大狩部駅
すぐ先で大狩部駅になります。
駅名標がキレイだぞ!
休止中にもかかわらず新品交換したようです。
その大狩部駅ですが、アクセス方法がちょいと変わってます。

国道の下が駅アクセスのトンネルとなっていて...

そこを抜けると駅になります。
目の前が海の最高なロケーションですが...

現状は鉄道がアクセスできない休止駅です。

◆大狩部 - 厚賀
駅は手入れされてたけど、その先はまたもや大変な状態に。
路盤が流され枕木は取れて...

宙に浮いたレールだけが延々と続いています。

◆厚賀 - 清畠
厚賀駅の先からしばらくの間、国道より内陸側を走ります。
で、その区間でも工事中。
台風でがけ崩れしたか、あるいはがけ崩れの対策中なのか。
詳細不明です。

国道の下をくぐって再び海側へ。
この辺りもレールが歪んでいました。
この先で清畠駅です。

◆清畠 - 豊郷
2016年8月の台風で流出してしまった慶能舞川橋梁が見えて来ました。

近づいてみます。





流された橋梁は苫小牧側の線路上に引き上げられています。
逆さじゃん...。

この先の線路は砂に埋もれていました。
Part2へ続きます。
訪問日は北海道胆振東部地震から6日後の2018年9月12日。
ちなみに地震があったから行ったのではなく、元々この日程で訪ねる予定でした。
◆静内駅
レンタカーで静内駅に到着。
地震で通行止めになっていた日高自動車道は仮補修を済ませて全線開通していました。
今年春に日高厚賀ICまで延びたのでアクセスが楽になってます...
けど、それって日高本線の存在意義も薄れちゃう訳で何だか複雑な気分だなあ。
代行バスのバス停。
その時刻表の下には先日の地震で鵡川苫小牧間も運休になっちゃったよぉ
というお知らせが貼られています。
この周辺は地震による影響はほぼ回復したようで商店やホテルは普通に営業してました。
◆静内 - 新冠
静内駅を出て最初の踏切から。
長い間使われていない線路がサビていました。
この辺りは無事ですが、この先の国道との並走区間で高波の影響による護岸の倒壊が
あったそうです。
◆新冠 - 節婦
新冠川を渡って判官岬の下をトンネルで抜けて行きます。
このあたりは高波の影響はなかったようです。
しかし日高本線ってスゴいトコを通るなあ。
線路上に雑草が生えてます。
◆節婦駅
列車は来なくても駅は手入れされているようです。
◆節婦 - 大狩部
見通しの良い国道を走ってると...
むむむっ!!
レールが宙に浮いてるぞ。
近づいてみると...
路盤が完全に流されちゃってます。
テトラ役に立ってないじゃん。
◆大狩部駅
すぐ先で大狩部駅になります。
駅名標がキレイだぞ!
休止中にもかかわらず新品交換したようです。
その大狩部駅ですが、アクセス方法がちょいと変わってます。
国道の下が駅アクセスのトンネルとなっていて...
そこを抜けると駅になります。
目の前が海の最高なロケーションですが...
現状は鉄道がアクセスできない休止駅です。
◆大狩部 - 厚賀
駅は手入れされてたけど、その先はまたもや大変な状態に。
路盤が流され枕木は取れて...
宙に浮いたレールだけが延々と続いています。
◆厚賀 - 清畠
厚賀駅の先からしばらくの間、国道より内陸側を走ります。
で、その区間でも工事中。
台風でがけ崩れしたか、あるいはがけ崩れの対策中なのか。
詳細不明です。
国道の下をくぐって再び海側へ。
この辺りもレールが歪んでいました。
この先で清畠駅です。
◆清畠 - 豊郷
2016年8月の台風で流出してしまった慶能舞川橋梁が見えて来ました。
近づいてみます。
流された橋梁は苫小牧側の線路上に引き上げられています。
逆さじゃん...。
この先の線路は砂に埋もれていました。
Part2へ続きます。
2012年11月07日
リニアの先端
リニア山梨実験線の先端です。
資料からするとココが実験線の起点となるようです。
笛吹市境川町小山付近。
別角度から。
ちなみにその先は普通に桃畑でした(笑)。
工事中の区間をたどってみました。
笛吹市境川町前間田付近。
笛吹市八代町岡付近。
笛吹市御坂町竹居付近。
将来的に中央新幹線が開業しても、ウチから名古屋へは
東海道新幹線の方が便利なんだよな...。
2011年04月05日
代替バス走ったけど.....
運休中の相模線の代替措置として先週(3/28)から無料バスが走りはじめてます。
相模線に並行する県道から出発。
門沢橋 - 社家 - 海老名駅(e-CAT)を相鉄と神奈中が交互に運行。
15分から30分間隔で運行。
電車の時刻よりも分かりやすいな。
ところが!!!
同じ日から相模線も復活しちゃいました

フツーに定時運行。
久しぶりに踏切に引っかかりました。
おーい、海老名市とJRちゃんと連携とれよ。
両方走っててもムダじゃんか。
ま、選択肢が増えて便利だけど.....タダだし。
代替バスいつまで走るんでだろ?
2011年03月24日
そろそろ動いてほしいぞ
地震後からずっと運休中の相模線。
そろそろ動いてほしいなあ。
車がないと買い物にも食事にも出られないっす。

今日もお休みです。
門沢橋駅にて。

今までまったく気にならなかったが、今どき自動改札じゃなくてタッチパネル式の簡易改札機で入場ってのもって珍しいね。

運休の理由は茅ヶ崎ー橋本間の計画停電グループが1〜5すべてに該当していて、計画的な運行を確保するのが大変困難だからとの事。
決して「単線だから」「ドアがボタン式だから」「4両だから」「田舎だから」という相模線の特徴が原因ではないらしい。

とりえず寒川ー茅ヶ崎間は先日から復旧。
けど、ここから寒川駅までどうやって行けっちゅうねん!
ちなみに門沢橋駅付近はバス路線なし、タクシー常駐もありません。

線路がサビてます。
せめて海老名、いや厚木まででいいから走らせて〜
そろそろ動いてほしいなあ。
車がないと買い物にも食事にも出られないっす。
今日もお休みです。
門沢橋駅にて。
今までまったく気にならなかったが、今どき自動改札じゃなくてタッチパネル式の簡易改札機で入場ってのもって珍しいね。
運休の理由は茅ヶ崎ー橋本間の計画停電グループが1〜5すべてに該当していて、計画的な運行を確保するのが大変困難だからとの事。
決して「単線だから」「ドアがボタン式だから」「4両だから」「田舎だから」という相模線の特徴が原因ではないらしい。
とりえず寒川ー茅ヶ崎間は先日から復旧。
けど、ここから寒川駅までどうやって行けっちゅうねん!
ちなみに門沢橋駅付近はバス路線なし、タクシー常駐もありません。
線路がサビてます。
せめて海老名、いや厚木まででいいから走らせて〜
2007年10月16日
北海道最終日!廃駅探索
今日は1ヶ月半に渡る北海道旅行の最終日。
夕方のフェリーの時間まで洞爺湖、ニセコ付近のドライブ。
北海道には廃線以外に廃駅というのも存在している。
鉄道自体は現役だが、ルート変更があったり利用客がいなくなったという事情から駅だけが廃止されるというもの。
首都圏に住んでいる自分にとっては、駅が出来るという事はあっても駅がなくなるという事は信じがたい。
でも北海道にはそれがあるんですね。
実際にその場所に行ってみると駅がなくなるという事に驚く以前になぜこんな場所に駅を作ったんだろ?という事に驚かされます。
■上目名駅
函館本線熱郛 - 目名間
1984年3月廃止

国道5号線から砂利道を1kmちょっと。
通行止めの標識とゲート。
本来ならここで行き止まりらしい。
あれ?ゲート開いてるよ、ラッキー!
奥に作業車が停まっていてシェルターで作業をしていた。
運良く先に進めた。
って本当はいけないんだろうけど。

無事駅跡に到着。
正面の空き地に駅舎があったらしい。

ホームがあったと思われる場所から熱郛方面を眺める。
駅の痕跡は全くなし。
ま、廃止から20年以上も経っているので当然と言えばそれまでですけど。
付近数キロは人家が全くありませんでした。
■旭浜駅
室蘭本線長万部 - 静狩間
2006年3月廃止

国道37号線の真横にある駅跡。
ホームは既に撤去済み。
廃止後1年ちょっとなのに言われなければここに駅があったとは分からない。

ここも付近に人家は皆無。
国道の海側に潰れたドライブインがある以外はだだっ広い牧草地は広がるだけでした。
あ、あと国道上にスピード取締機がありました。
■豊泉駅
室蘭本線大岸 - 豊浦間
1968年5月廃止

国道37号線から砂利道を500mほど。
この駅は利用客の減少ではなく室蘭本線のルートが変更されたために廃止されました。
付近に民家が数件あります。
現在の室蘭本線は海側をトンネルで抜けてます。

道路となった線路跡から大岸方面を眺める。
廃止から40年近く経つのにホームが残されていました。
家庭菜園に利用されているようです(笑)。
道央自動車道を経由して苫小牧フェリーターミナルへ。

季節は秋から初冬へ。
長い北海道旅行でした。
大洗行きの「さんふらわあ ふらの」で帰路へ。
夕方のフェリーの時間まで洞爺湖、ニセコ付近のドライブ。
北海道には廃線以外に廃駅というのも存在している。
鉄道自体は現役だが、ルート変更があったり利用客がいなくなったという事情から駅だけが廃止されるというもの。
首都圏に住んでいる自分にとっては、駅が出来るという事はあっても駅がなくなるという事は信じがたい。
でも北海道にはそれがあるんですね。
実際にその場所に行ってみると駅がなくなるという事に驚く以前になぜこんな場所に駅を作ったんだろ?という事に驚かされます。
■上目名駅
函館本線熱郛 - 目名間
1984年3月廃止
国道5号線から砂利道を1kmちょっと。
通行止めの標識とゲート。
本来ならここで行き止まりらしい。
あれ?ゲート開いてるよ、ラッキー!
奥に作業車が停まっていてシェルターで作業をしていた。
運良く先に進めた。
って本当はいけないんだろうけど。
無事駅跡に到着。
正面の空き地に駅舎があったらしい。
ホームがあったと思われる場所から熱郛方面を眺める。
駅の痕跡は全くなし。
ま、廃止から20年以上も経っているので当然と言えばそれまでですけど。
付近数キロは人家が全くありませんでした。
■旭浜駅
室蘭本線長万部 - 静狩間
2006年3月廃止
国道37号線の真横にある駅跡。
ホームは既に撤去済み。
廃止後1年ちょっとなのに言われなければここに駅があったとは分からない。
ここも付近に人家は皆無。
国道の海側に潰れたドライブインがある以外はだだっ広い牧草地は広がるだけでした。
あ、あと国道上にスピード取締機がありました。
■豊泉駅
室蘭本線大岸 - 豊浦間
1968年5月廃止
国道37号線から砂利道を500mほど。
この駅は利用客の減少ではなく室蘭本線のルートが変更されたために廃止されました。
付近に民家が数件あります。
現在の室蘭本線は海側をトンネルで抜けてます。
道路となった線路跡から大岸方面を眺める。
廃止から40年近く経つのにホームが残されていました。
家庭菜園に利用されているようです(笑)。
道央自動車道を経由して苫小牧フェリーターミナルへ。
季節は秋から初冬へ。
長い北海道旅行でした。
大洗行きの「さんふらわあ ふらの」で帰路へ。
2007年10月14日
十勝近郊の廃線探索
■根室本線旧線
狩勝峠越えの大築堤。
正式には廃線ではなく旧線です。
1966年まで使用されていましたが、その後ルート変更により使用されなくなりました。

国道38号線から。
大型車の通行の多い路肩に停車して撮影するのは結構大変。
■十勝上川森林鉄道
新得町屈足付近の橋脚。
1950年に開通したがトラック輸送に押されて1965年に廃止となりました。

撮影していたら通りがかりの車から
「何かあるんですか?」と聞かれたので
「廃止になった鉄道の橋脚があります。」と答えたら
関心なさそうに行ってしまいました。
■士幌線
タウシュベツ橋梁。
士幌線の橋梁でしたが、この場所に糠平湖が建設されて湖底に沈みました。
ところが湖の水位が低いとご覧のようにひょっこり現れます。
湖建設の際に士幌線のルートの変更が行われましたが、士幌線自体も1987年に廃止されました。

今や立派な観光地です。
ここ1ヶ月の北海道周遊の中で一番混んでました。
有名になれば関心を持つんですね。
狩勝峠越えの大築堤。
正式には廃線ではなく旧線です。
1966年まで使用されていましたが、その後ルート変更により使用されなくなりました。
国道38号線から。
大型車の通行の多い路肩に停車して撮影するのは結構大変。
■十勝上川森林鉄道
新得町屈足付近の橋脚。
1950年に開通したがトラック輸送に押されて1965年に廃止となりました。
撮影していたら通りがかりの車から
「何かあるんですか?」と聞かれたので
「廃止になった鉄道の橋脚があります。」と答えたら
関心なさそうに行ってしまいました。
■士幌線
タウシュベツ橋梁。
士幌線の橋梁でしたが、この場所に糠平湖が建設されて湖底に沈みました。
ところが湖の水位が低いとご覧のようにひょっこり現れます。
湖建設の際に士幌線のルートの変更が行われましたが、士幌線自体も1987年に廃止されました。
今や立派な観光地です。
ここ1ヶ月の北海道周遊の中で一番混んでました。
有名になれば関心を持つんですね。
2007年10月02日
仁宇布のトロッコ王国
久しぶりに廃線探索。
1985年に廃止になった美幸線の美深 - 仁宇布間全線を探索する予定だったが、途中で日没になってしまったため、トロッコ王国の施設として利用されている仁宇布から手前の5km区間のみの探索となった。

トロッコ王国の駅舎(?)。
もう10年くらい経っていると思うが最近は結構有名になってお客も多いみたい。
6年前に訪ねた時よりもパワーアップしていた。
あ、値段もパワーアップしたみたいだけど。
美幸線現役時代よりも儲かっていると思うぞ。

美幸線時代のホームも残ってます。
使ってないみたいだけど。

ここから出発。

線路は単線。

橋梁もそのまま利用。

道路と交差する部分ではトロッコが一時停止。
鉄道時代とは逆。

ここで終点。

ループを回って帰路に。
ちなみに帰りはビミョーに登り。

ループの先は線路が外されていて「正しい廃線」に。
1985年に廃止になった美幸線の美深 - 仁宇布間全線を探索する予定だったが、途中で日没になってしまったため、トロッコ王国の施設として利用されている仁宇布から手前の5km区間のみの探索となった。
トロッコ王国の駅舎(?)。
もう10年くらい経っていると思うが最近は結構有名になってお客も多いみたい。
6年前に訪ねた時よりもパワーアップしていた。
あ、値段もパワーアップしたみたいだけど。
美幸線現役時代よりも儲かっていると思うぞ。
美幸線時代のホームも残ってます。
使ってないみたいだけど。
ここから出発。
線路は単線。
橋梁もそのまま利用。
道路と交差する部分ではトロッコが一時停止。
鉄道時代とは逆。
ここで終点。
ループを回って帰路に。
ちなみに帰りはビミョーに登り。
ループの先は線路が外されていて「正しい廃線」に。
2007年09月15日
松前線探索
寝坊をして午後からの出発。
小雨が降ってきたので釣りはあきらめて廃線探索。
路線名:松前線
区間:木古内 - 松前(50.8km)
廃止年月:1988年2月1日
「木古内駅」
現在は江差線と海峡線が通っている。
以前はここから松前線が分岐していた。
「木古内 - 森越」
国道に平行して築堤が残る。
「湯ノ里駅」
ホームも駅舎も撤去済み。
興味のない人にとってはただの空き地?
「渡島吉岡 - 渡島大沢」
荒谷川橋梁。
中途半端に一部分だけ撤去されている。
「松前駅」
草に埋もれてホームが放置されていた。